2012年5月22日火曜日

「感謝」という言葉では短過ぎ。「恩返し」では聞こえが悪い。

昨日は金冠日食が朝有ったらしい。
そんな良い日の夜中の10分に、姪に電話をしてしまった。

衝動ってやつなんだろうかね????
電話をし終えて、ふと思った。
「オレ、どうして電話したんだろう。」って。
正確には
「どうして、そんな事を僕は出来たんだろう。
夜中に、数年に一度くらいしか合わない姪に。」




先々日、色々と仕掛けたイベントの日だった。
いや〜〜〜〜ヨカッッタ〜〜〜〜。
ヒッピーに観られがちだけど、僕はヒッピーではない。
赤でもなく右でも左でもない。
そんな僕ららしいイベントに3年目で変化した。

その会場を作っていた、前の日の帰り。
僕は店から道までの私有地の坂の、両脇を固める芝生の丘を原チャリでメイクしてしまったのだった。
ガタンと道に戻った瞬間。
「オレ、どうしてチャリで、あんな無謀と足がすくんだ事ぉ???選べたんだろう。」と
そう思った。
この、「そう思った」場所がこの時、「体」に感じた。
これは完全に、今年の冬の仕業だ。
僕の体に何かを仕込んでいた結果、
僕はこんな事をしていた。

そう、ガタンと道に戻った瞬間。
ずっしりとした緊張感が足に生まれだしたけど、
脳がもう終わってると宥めるかのような信号を出していたのを感じて
僕は正直驚いた。



最近何を作ってもタケナカらしいと言われる。
「オレをどうやったら、そう見えるんだろう。」と最近真剣に思う。と
まず話し、


「僕ら形を作り上げる人間は、
皆さんが観ている大きさにする以前にぃ、
その、大きさが作る形にする為の小さな形を模索し、
その責任を自覚しながら、コツコツ積み上げて
皆さんが観ている形が出来上がるんです。」

「例えば晴れた日に、人生のとある素敵な記憶を、どんなカーブに座れたら、
変える事は可能かどうか、を作る事が出来るのか」を
大の大人が真剣に丸く削った木のコブ撫ぜながら考えるんですよ。

という事を、売る人は知ってるかな?
形有る物に、しっかり触れて、どんな人生の話に参加する事なのかを手助けする事が、
セールスマンの仕事だと僕は思う」と夜中に電話した。

これを、どれだけ真剣なのかを話している時。
「オレ、まじめにこんな事言ってる。」と思った。
正確には
「マジだオレって。作家だな、オレにもこいつは分からん。」と思ってる自分が居た。


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