2012年8月9日木曜日

島の人

僕らは大きな空間で生きてます。
その端には海がそこまでも広がる場所が有り、
そして、その途中には空の雲にまでかかる様な山が有るんです。
過ぎ行くスピードを,どんどん遅くして行くと、
目には色々な物が入りだします。
そして、目が慣れだしたら、今度はそこに生きている動物や
植栽の違いまで見えて来るはずです。

自分の家の近所に有る,動物園に居てどこの山にでも居る生き物も
スピードの変化で,自分の目で見つけ出せる様になる時に、

ようやく僕らは当たり前の感覚を取り戻す事が出来るように感じます。


しかし、この大きな空間より,大きな空間がそこには有り、
それ故に血で血を洗う様な生き様も有るんです。

僕らはこの大きくて小さな空間を、
本当にちゃんと比較する事が出来た上で認識しているのでしょうか?

本当に、「我々は島国である故に」と云う枕詞の意味合いを、
しっかり他国との関係において分かっているのかな〜〜〜〜
と、今日思いましたね。


ロンドンオリンピック本当の中身って、どんな事の堆積なんだろう。