2010年9月2日木曜日

生命の移行

凄かったね、
海岸で打ち上げられたタコを発見した。


スワ食料!

駆け寄るタケナカ家が目撃したのは
出産をしてる最中のタコだった。


波打ち際に張られた煙幕
何かがたまってる感じで、近寄れない直径2m範囲に、背の低いボダイは入ってしまった。
見えなかったのだろう。

その中にはなんと子供の頭ほどの同体のタコが居たのでした。

そして、そのタコは元気に水を口からピュっと飛ばしたりと、タコ独特なあの動きで実に旨そうだった。
しかし、なんでこんな事になったのかな〜〜と覗いたら
お腹にムリムリと卵の固まりをだっこしていた。

そして、その卵を話したとたんに
このタコの肉と皮が剥がれだし
まるで脱皮のようだった。
あのオーガンジーな虹色の膜。
それもタコの茶色。
それがどんどん伸びて、まるで機織り機から出てくる製品のようだったね
そして皮が剥がれ落ちたら、死んでいる。
あの膜と母体との関係が意味深だったな。
膜生命が母体生命と遊離して行く感じ。
そして、産み落とした卵は膜生命にくるまれ海の中へ。
魚に食べられない様に。
母性は生んだ後母体生命から膜へ移行し、卵を包み込んでいた。
命が移行している感じ
僕らが知ってるタコ。
でも彼らの生命が選択した生き方を、
僕らは無いにも知らない。

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