2012年9月11日火曜日

内圧そして名前

黒澤明の「椿三十朗」の最後のシーンで、
切られた相手の血しぶきが、映画のシーンでは初めての「飛び散る血飛沫」だった。
これ以降、決闘やら戦いのシーには「血しぶき」が頻繁に登場してくる。


僕の身体を駆け巡るこの血液の、動脈にかかる内圧と静脈にかかる内圧
送り出し、そして吸い込まれる。
これが1サイクルで行きてる限り続く。

そして、この肉体はその爆発的なPowerを、まるで感じさせずに柔らかく肌で包んでいる。

小さな羽毛の様に柔らかな肉体の赤ん坊。
どこを触れても、そんな内圧なんか感じさせない。
切りどころが悪ければ,吹き出す血しぶき。
そんな猛烈なPowerなんか、抱き上げた時には
微塵も二の腕に伝えて来ないこの肉体。

パンパンに張りつめていてくれたなら、
僕らは何を感じるんだろう。

人を動かす「衝動」
そこには、とんでもない「内圧」が仕込まれてんだろうな。


5人目の娘よ今日は。
君の名前は,何がいいかな?

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