そんなのはつい最近の話。
写真で撮れるのは残像。
そこでの物語は、決して残せるものではない。
雪の中に潜り込んで、毎日毎日頭がボ〜〜〜ッとするほど身体を動かしていると
見つけた事が無い様な形達と遭遇する。
「今までどうして気づいてあげれなかったんだろう」
昨日見つけたツララに付いてた霜の形は、
今まで見ていた世界から、もっと繊細な世界を僕に感じさせてくれた。
南方熊楠が菌糸の世界に、生命の起源を見つけたのと同じ様に
繊細さのフィールドは、どうも時間軸がクロスしている様な気がした。
ややこしい話なので、これもかくのを戸惑う。
これも、記録の無い記憶の一つにしておこう。
カメラが無いってのもなかなかオツなもんだ。
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